寒さが厳しいこの頃ですが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
2月上旬に、住所のあるすべての会員の皆さまに、事務局からのご案内と、会員名簿を送らせて頂きました。
お手元に届きましたでしょうか。
一方でそれを受け取られた皆さまから、それをきっかけとして、いろいろなお便りをいただきました。
どうも有難うございました。
その中で特に、佐藤加奈子会員(1988-92 MUSIC)より以下ようなご連絡を頂戴いたしましたのでご紹介します。
この内容は、 IU同窓会のメンバーに是非知っていただきたいという事で、メッセージを含めてこちらにご案内させていただきます。
皆さまも是非、ご一読いただき、ご都合がつけばご参集いただければと思います。(堤剛先生もご後援をされていらっしゃいます。)
どうぞよろしくお願いいたします。
会長 花川 徹
佐藤加奈子会員(1988-92 MUSIC)からのメッセージ(要約)。
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桐朋学園でチェロを弾いていらした22歳の青年、山本栞路(やまもとかんち)さんが昨年他界されました。
ご自身の入院生活から、病院に防音室をつくりたいという夢をお持ちだったそうです。
その夢の半ばで他界され、その意思を引き継いだ有志が集まり(堤剛先生もそのお一人)、
その夢の実現にむけて活動をされていらっしゃいます。
IU同窓会の方にもチラシをお送りいただけないかと思いご連絡させていただきました。
> 以下に山本栞路さんのお母様のお言葉とチラシを送らせていただきます。
厳寒と思えば、あたたかい春の陽気があったり目まぐるしく天気が移り変わります。お変わりございませんか。
4月30日メモリアル・スペラ チャリティ・コンサートのフライヤーをお送りいたします。
構想から8か月、栞路の一年祭に向けて準備ができました。
「防音室を病院へ寄付する団体」 M for Mは、チャリティ・コンサートを開催してその収益を病院への防音室寄付に致します。防音室を病院へ寄付することは、チェリスト山本栞路の願いでもあり、その思いを彼の恩師や仲間、両親が引継ぎました。
病院に防音室を設置することは、入院患者や医療従事者の心身の健康につながります。入院患者は声を取り戻し、音を身体いっぱいに感じることができます。ストレス発散の場所があることにより、医療従事者の健康が維持され、入院患者にとってもプラスに働きます。
心のリハビリは、病院の新たなサービスケアの一つと考えます。入院患者が社会復帰に向けて身体のリハビリ訓練があるように、心のリハビリができる設備も必要です。防音室設置がその一歩になると信じております。
2月14日午前10時から、インターネット、電話、窓口でチケット発売開始です。どうぞよろしくお願い申し上げます。
季節柄、御体大切にお過ごしくださいますようお祈り申し上げます。
令和6年2月
久保田巧 (Violin)
佐份利恭子 (Violin)
堀内優里 (Violin)
佐々木亮 (Viola)
新倉瞳 (Cello)
長谷川陽子 (Cello)
山崎伸子 (Cello)
堤剛 (Cello)
市川雅典 (Contrabass)
有吉亮治 (Piano)
望月晶 (Piano)
鈴木優人 (Cembalo)
木村心美 (Flute)
稲川夏希 (司会)
山本栞路 (Cello)